トラブル対応事例
サーバーにアクセスできなくなった原因は?実際にあった意外なトラブル事例

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こんにちは。「biz-us クラウド」サポート担当です。
今回は、弊社サービスをご利用中の法人様から「急にサーバーにアクセスできなくなった」とのお問い合わせをいただきました。
普段通りに作業をしていたのに、突然ネットワークフォルダが開かない、共有データにアクセスできないといった症状が出ると、業務が止まってしまうこともあります。
同じような状況でお困りの方は、ぜひ本事例を参考にしてください。
調査で判明した原因とは?
現地でネットワーク機器の状況を確認したところ、LANケーブルが途中で断線していることが判明しました。
原因を確認すると、ご担当者様のオフィスで飼われている猫がケーブルを噛んでいたとのことでした。
予想外の“犯人”ではありましたが、実はペットを飼育しているオフィスや在宅ワーク環境では、こうした物理的な断線トラブルは珍しくありません。
具体的な対応内容
断線していたLANケーブルを新しいものに交換し、通信を再確認したところ、サーバーへのアクセスは正常に復旧しました。
また、同様のトラブルを防ぐため、ケーブルを猫が届かない高さにまとめ、配線を保護チューブで覆うようにご提案しました。
加えて、ネットワークトラブルが起きた際に社内で確認できるよう、以下の基本的なチェック手順もお伝えしました。
- ケーブルの抜け・断線を確認
 物理的な抜けや破損は意外と多い原因のひとつです。特に机の下や配線の奥など、見落としやすい部分もチェックしましょう。
- 通信ランプ(LINKランプ)の点灯確認
 スイッチハブやルーターのランプが消えている場合は、ケーブルの断線または機器の故障が考えられます。
- IPアドレスの取得状態を確認
 ネットワーク接続が切れている場合、IPアドレスが「169.254~」で始まる値に変わっていることがあります。再接続または再起動を試してみましょう。
また、今後同様の問題が発生した場合のために、基本的なネットワークトラブルシューティング手順もご案内しました。
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まとめ
今回は「サーバーにアクセスできなくなった」トラブルの原因が、意外にも猫によるケーブル断線だった事例をご紹介しました。
一見ユニークな内容ですが、配線トラブルは法人オフィスでも頻繁に発生する実例です。
もしサーバーやネットワークの不具合が発生した場合は、機器の設定やソフトウェアの問題だけでなく、「物理的な要因」も疑ってみてください。
biz-usクラウドでは、ネットワークの切り分けから現地調査、機器交換まで一貫してサポートしております。
遠隔での初期診断も可能ですので、お困りの際はぜひご相談ください。



 
    








