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【遅延なし?】ワイヤレスHDMIで会社の配線をスッキリ整理しよう!
この記事は約 7 分で読めます。
こんにちは。「biz-us クラウド」編集部です。
PC画面を別のモニターに出力したいときにはHDMIケーブルによる接続が必要ですが、配線が複雑になってしまうことがありますよね。
例えば会社でワイヤレスHDMIを使用するときに以下のような課題はありませんか?
- ケーブルがもつれて配線まみれになっている……
- オフィスのレイアウト変更が頻繁にあるので配線作業が面倒
- ワイヤレスHDMIに興味があるけど遅延がないか心配
- ワイヤレスHDMIエクステンダーのオフィスでの活用方法を知りたい
実際にX(旧Twitter)で調べてみると多くの方がお悩みであることが見受けられました。
会社の支給品のサブモニターがさぁ。配線がモニタの左側接続で、個人的にこの配線がビョンと飛び出しているの凄く駄目なんですよ。駄目
— ふじ田⁺⁹ (@Lens_Fuji) March 2, 2023
ということでコの字型のアダプターを買ってスッキリさせようと思ったんだけど、HDMIケーブルの付け根が分厚くて、うまく接続できないから、ギリギリまで削り込んだ pic.twitter.com/l3PrNDxsMS
会社のパソコンにデュアルモニター用のHDMIと有線のイヤホンと有線のマウスと有線のキーボードと電源コードつなげてるから配線が地獄
— 織田 (@_ajiwai_) February 3, 2021
このような課題をもつ法人のご担当者向けに、今回の記事では配線の悩みを解消する「ワイヤレスHDMI」の活用方法についてご紹介します。
≫オフィスの配線を改善するワイヤレスHDMIについて問い合わせする
目次
そもそもワイヤレスHDMIとは?

ワイヤレスHDMIとは、「ワイヤレス」という名前の通り、HDMI信号を無線で伝送するデバイスのことです。
「ワイヤレスHDMIエクステンダー」と呼ばれることもあり、HDMIケーブルの代わりに使える無線接続機器として注目されています。
基本的には、送信機(トランスミッター)と受信機(レシーバー)のセットで構成されており、次のように使用します。
- 送信機:パソコンやレコーダーなどの出力機器に接続
- 受信機:モニターやプロジェクターなどの表示機器に接続
これだけで、物理的なケーブルを使わずに、映像と音声の出力が可能になります。

HDMI端子を搭載した機器であれば、テレビ、Blu-rayプレーヤー、ゲーム機、会議用モニターなど、ほとんどのデバイスが無線化できます。
製品選びのポイントは?
ワイヤレスHDMIには、用途や環境に応じた製品が数多く販売されています。
選定時は、以下のようなスペックを確認しましょう。
- 対応周波数帯(2.4GHz/5GHzなど)
- 最大対応解像度(例:フルHD、4K)
- 伝送距離(10m~100m以上のものも)
- 対応機器(Windows、Mac、プロジェクター等)
- 赤外線リモコンのサポート有無
- 送信機・受信機の増設可否
とても便利で使い勝手が良さそう!いろいろな製品があるから、使う環境をイメージしながら選ぶのが大切だね!
次に紹介するオフィスでの活用方法を参考にしてみてね!
≫オフィスの配線を改善するワイヤレスHDMIについて問い合わせする
オフィスで使う場合、ワイヤレスHDMIエクステンダーのメリットは?

ここからは、個人利用ではなく「法人の現場」でワイヤレスHDMIを導入する場合のメリットを詳しく解説していきます。
実際にオフィスに導入する際の検討材料として、次の4つのポイントに注目してください。
- 煩雑になりがちなケーブルのお悩み解消
- 自由な配置と移動が可能
- 幅広い用途に活用可能
- 挿すだけで使えて設定が簡単
それぞれ解説をしていきます。
ケーブルの煩雑さを解消し、配線トラブルを防止
通常のHDMI接続を使用していると、会議室やディスプレイがある環境だと配線が複雑になりがちです。
実際に「オフィス 配線整理」で検索すると多くのオフィスで配線が整理されていないことが分かります。

気づいたら配線まみれになっていることはありがちだよね……。
足が引っかかったり、間違って抜いてしまってネットワークが停止したり…絡まった配線はトラブルのもと!注意が必要だよ!
ワイヤレスHDMIを使えば、HDMIケーブルの物理的な配線が不要になるため、こうしたトラブルのリスクを大幅に軽減できます。
モニターやプロジェクター周りがスッキリするだけでなく、見た目もスマートになり、オフィスの印象向上にもつながります。
モニターや機器の自由なレイアウトが可能に
ワイヤレス接続により、オフィス内のテレビやプロジェクターを配線にとらわれず柔軟に配置できます。
たとえば会議室でプレゼンを行う場合、有線ケーブルだと発表者はケーブルが届く場所に座る必要があり、発表のたびに席を移動しなければならないこともあります。
その点、ワイヤレスであればプレゼンターは会議室のどこからでもプレゼンテーションを行うことができます。
弊社では半年ごとにオフィスレイアウトを変更していますが、ワイヤレスHDMIの導入により「ケーブルの長さが足りない」「配線し直しが面倒」といった課題が解消。設置にかかる工数も削減でき、社員の満足度向上にもつながっています。
日々の業務での移動の自由度の向上もワイヤレスの大きなメリットだよ!
多彩なシーンで活用できる柔軟性
前述した「会議室でのプレゼンテーション」もそうですが、送信機と受信機を活用することで用途の幅が広がります。たとえば次のような活用シーンがあります。
- 会議室でのプレゼンテーションや画面共有
- 離れた部屋にある監視モニターへの映像転送
- 複数のパソコンから1台のモニターに切り替え表示
- 複数のモニターに1つの映像を同時出力(マルチキャスト対応機種)
こうした応用に対応できるかは機種によりますが、スペックに応じてビジネスシーンに幅広く対応可能です。
場所にまったく依存しないところがすごく良いよね!大きな講堂などの広い会場でもワイヤレスHDMIは使いやすそうだね!
挿すだけで使えて設定が簡単
ほとんどの製品が、面倒なソフトのインストールなしで、受信機をテレビやモニターやプロジェクターなどの出力機器に接続し、送信機をパソコンやレコーダーなどのHDMI機器と接続するだけで映像が映ります。
難しい設定はないため、機械に対する知識なしで誰でも簡単に利用できるよ!
接続方法については、「サンワサプライ社」がYouTubeで解説していたものを参考にしてみてください。
≫オフィスの配線を改善するワイヤレスHDMIについて問い合わせする
ワイヤレスHDMIを導入している法人の声は?
ユーザーの声をX(旧Twitter)で調べてみました。
上記の通り、X(旧Twitter)でも高い評価を受けていることが分かりました。
≫オフィスの配線を改善するワイヤレスHDMIについて問い合わせする
ワイヤレスHDMIに関するよくある質問
ワイヤレスHDMIの遅延は心配ないの?
無線のため、接続した際の「遅延」が気になるご担当者もいらっしゃるかもしれません。
そのような方向けに、現在は「低遅延仕様」「ゼロ遅延仕様」などの製品もあり、スペック表に「映像遅延」といった項目が記載されている製品もあります。
映像や音声データの送受信時の遅延を気にせずに利用したい場合は、こういったポイントをチェックして選んでみてください。
以下SNSで調査をしたところ、多くのユーザーの満足度が高いことが見受けられます。
距離が遠くても問題ないの?
ワイヤレスHDMIには製品ごとに「伝送可能距離」が決まっています。
伝送距離が20mのものもあれば150mのものもあるため、長い距離で機器を接続したい場合はHDMI信号の伝送距離が長い製品を選んでください。
壁などの遮蔽物がある場所では伝送距離が短くなるため、実際に利用する環境に合わせた製品を選びましょう。
まとめ

いかがでしたか?
ワイヤレスHDMIを導入することで、オフィスの煩雑な配線をスッキリ整理できるだけでなく、移設やレイアウト変更の負担も軽減され、日常業務の効率化につながります。
特に、会議室や執務スペースの配置を見直す機会が多い法人オフィスでは、そのメリットを実感しやすいでしょう。
一方で、製品ごとに対応距離や遅延性能などスペックの幅があるため、導入時には自社の環境に合った製品選びが欠かせません。
そこでご活用いただきたいのが、法人専用のITサポートサービス「biz-usクラウド」です。
導入実績1,700社以上、PCやIT機器に関するあらゆるトラブルに対応してきたノウハウを活かし、ワイヤレスHDMIの製品選定から活用方法のご提案、導入後のトラブル対応まで、ワンストップで支援いたします。
月額2,000円の定額プランに加え、1回だけのスポット相談も可能です。
「どの製品を選べばいいかわからない」「すぐに使えるようにしたい」とお悩みのご担当者さまは、ぜひお気軽にご相談ください。