トラブル対応事例
【エラーコード0x8004010F】Outlookで受信できない場合の対応事例
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こんにちは。「biz-us クラウド」サポート担当です。
お客さまから「共有フォルダが見られず、メールの受信にも時間がかかる」というご相談をいただきました。
調査の結果、Outlookでエラーコード「0x8004010F」が発生していることを確認しました。
本記事では、このエラーの概要と対処法、実際に当社で行った対応事例を紹介します。
エラーコード「0x8004010F」とは?
Outlookの送受信時に表示されるエラーで、Outlookプロファイルの破損が原因のひとつとして多く見られます。
このエラーが発生すると、メールが送受信できない、または送受信に極端に時間がかかるなどの不具合につながります。
表示例は次のとおりです。
0x8004010F: Outlook データ ファイルにアクセスできません。
0x8004010F: 操作は失敗しました。オブジェクトが見つかりませんでした。
参考:Outlook 2010 または 2013 で電子メールを送受信する際に表示される 0x8004010F エラー
Outlookプロファイルを再作成
プロファイルが破損している場合は、再作成で改善することがあります。
手順は次のとおりです。
- [コントロール パネル] → [メール(Microsoft Outlook)] を選択
- [プロファイルの表示] → [追加] をクリック
- 新しいプロファイル名を入力 → [OK]
- アカウントの追加画面でメール情報を入力し、[次へ] → [完了]
- [常に使用するプロファイル] を選択 → 新しいプロファイルを指定 → [OK]
- Outlookを再起動し、動作を確認
※再作成には、メールアドレスのログイン情報やサーバー情報が必要です。事前に社内の管理者さまやご契約先からご確認ください。
対応事例:再設定で送受信と共有フォルダが改善
今回のご相談では、上記手順でプロファイルを新規作成し、アカウント設定を再登録。
その結果、メール受信は正常化し、共有フォルダの参照もスムーズになりました。
同様の症状でお困りの場合は、まずプロファイルの再作成をお試しください。
パソコン・IT機器関連のサポートは「biz-usクラウド」へ
弊社は創業以来、全国で1万6000社以上の企業さまとお取引いただいているITソリューション企業です。法人さま向けIT機器サポート「biz-usクラウド」では、Outlookの送受信エラーや共有フォルダの不具合をはじめ、日々のITトラブルの解決を支援しています。
「メールが遅い」「エラーが消えない」「共有フォルダにつながらない」といったお悩みがあれば、どうぞお気軽にご相談ください。