トラブル対応事例
【PC入れ替え後にRDP接続できない】リモートデスクトップ接続の復旧事例
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こんにちは。「biz-us クラウド」サポート担当です。
今回は、当社のお客さまより、「社内PCを入れ替えた後、自宅からリモートデスクトップ(RDP)に接続できなくなった」とのご相談をいただきました。
リモートワーク環境では、自宅など社外から社内PCに接続できないトラブルは業務に直結する重大な問題です。
本記事では、実際に対応した事例をもとに原因と解決方法と今後の予防策をご紹介します。
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トラブルの概要
- 社内PCを新しい機種に入れ替えた
- 社外からのリモート接続(RDP)が突然できなくなった
- 顧客対応や業務処理に支障が出ている状況
原因:ポートフォワーディング設定の引き継ぎ漏れ
調査の結果、ルーターに設定されていたポートフォワーディングが、新しいPCに対して適用されていないことが原因でした。
具体的にお伝えすると以下の通りです。
- 旧PC(IPアドレス:192.168.1.32)宛に、外部ポート56310 → RDPポート3389 の転送設定がされていた
- 新しいPCにIPアドレスが変更されたにもかかわらず、ルーター設定が更新されていなかった
このように、PCの変更によりIPアドレスが変わると、以前の設定が無効になってしまうことがあります。
解決策:ポート設定の再登録と接続テスト
弊社にて遠隔操作にて対応し、以下の手順で復旧しました。
- 新しいPCのIPアドレスを確認
- ルーターのポートフォワーディング設定を再登録
- 接続テストを実施し、動作確認完了
リモート接続は即日復旧し、業務への影響も最小限で済みました。
PC入れ替え時に確認しておきたいポイント
以下のような設定は、機器の入れ替えやネットワーク構成変更時に確認しておくと安心です。
- IPアドレスは固定か?変動か?
- ルーターのポート設定は最新の状態か?
- ファイアウォールでRDPポートがブロックされていないか?
専門用語が多くてわかりづらいと感じる方もいるかもしれません。正直に申し上げると、これらの項目はITの専門知識がないと判断が難しいです。
中小企業では、社内に専門のIT担当者がいないことも多く、こうした設定漏れやトラブルが放置されてしまうケースも見受けられます。
- どこを確認すればいいかわからない
- 急ぎで対応してほしい
という場合は、外部のITサポートを活用するのもひとつの手段です。
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弊社「biz-usクラウド」は、全国1万6,000社以上の法人企業さまにご利用いただいているITサポートサービスです。
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こうしたお困りごとがあれば、専門スタッフが遠隔または訪問でサポートいたします。
設定方法がわからない・調べる時間がないという方は、ぜひ一度ご相談ください。