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【法人向け】パソコン保守とは?必要性やサービスの選び方を解説
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こんにちは。「biz-us クラウド」サポート担当です。
日常業務において、「突然のシステム障害」や「ブルースクリーンなどによる動作不良」などPCトラブル全般に悩まされている企業ご担当者様も多いのではないでしょうか?
そんなときに助けてくれるのが法人向けPC保守サービスです。
本記事では、PC保守の必要性やサービスの種類、メリット・デメリット、サービスの選び方まで詳しく解説していきます。
目次
PC保守業務のアウトソーシングはbiz-usクラウド
「情シス担当が退職してしまった」「最近パソコンの調子が悪い」「パソコンに詳しい社員がいなくて困っている」…そんなお悩みをお持ちではありませんか?
私たちが提供する遠隔保守サービス「biz-usクラウド」は、1,700社以上の豊富なサポート実績を活かし、企業のパソコントラブルを迅速に解決します。パソコンだけでなく、複合機やネットワーク機器など、さまざまなIT機器のトラブルにも対応可能です。
ご相談やお見積りはもちろん無料ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。
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PC保守とは?
PC保守とは、パソコンのトラブル対応や修理、ソフトウェア管理、セキュリティ対策などを含む「安定した運用を維持するためのメンテナンス作業」のことを指します。
適切な保守を行うことで、業務の中断を防ぎ、ウイルス感染や情報漏えいなどのセキュリティリスクを最小限に抑えることができます。また、システムの安定稼働を保つことで、企業全体の業務効率を上げることが可能になります。
PCの保守と保証の違い
保守と保証は、PCやIT機器のサポートにおいて異なる役割を果たします。それぞれの違いを解説していきます。
保守
保守とは、PCやIT機器の安定した稼働を維持するために行われるサポート全般を指します。
定期メンテナンス、トラブル対応、ソフトウェアやハードウェアのアップデート、セキュリティ管理などが含まれます。
保守は、予防的な観点で機器の不具合を未然に防ぐことを目的としており、トラブルが発生した場合でも迅速に対応し、業務の中断を最小限に抑えるために提供されます。
保証
保証は一般的に「メーカー保証」を指します。主にハードウェアの故障に適用され、製品購入時に一定期間提供されるサポートです。保証期間内に製品の自然故障や欠陥が発生した場合、無償で修理や交換が行われます。
ただし、保証は通常であれば消耗品やユーザーの誤操作によるトラブルには適用されません。また、ソフトウェアの問題や定期的なメンテナンスも、保証の対象外となることがほとんどです。
保守はトラブルを防いだり、早めに対応したりして、ずーっとちゃんと使えるようにするためのものなんだ。それに対して保証は、物が壊れたときに直したり取り替えたりするのがメインなんだよ!
PC保守サービスの必要性
PC保守サービスは、企業が安定して業務を続けるために欠かせないサポートです。特に、突発的なトラブルが頻発する場合は、PC保守サービスの導入を強くおすすめします。
例えば、「リモートサポート」や「オンサイト対応」が含まれた保守契約を結ぶことで、トラブルが発生しても解決までの時間を短縮し、業務への影響を最小限に抑えることができます。
PC保守サービス導入のメリットは以下のようなものがあります。
- すぐに対応できる窓口がある安心感
- コスト管理の安定化
- 業務のダウンタイムを最小限にできる
保守サービスを導入することで、万が一トラブルが発生しても迅速に復旧できる体制が整い、ダウンタイムを最小限に抑えることが可能です。これにより、生産性を維持し、業務の効率を損なわない運用が実現します。
保守サービスを利用すると、もし何かトラブルがあっても、すぐに対応をお願いできるから、仕事が止まる時間を短くすることができるんだね!
PC保守サービスのメリット
先ほども触れたように、PC保守サービスには「迅速なトラブル対応」「コスト管理のしやすさ」「ダウンタイムの縮小」など、多くのメリットがあります。
ここでは、PC保守サービスを導入することで得られる具体的な利点を詳しく解説します。
社内リソースの効率的な活用
PC保守業務を外部に委託することで、社内のIT担当者をはじめとするリソースが、トラブル対応に追われることなく、本来取り組むべき業務に集中できるようになります。
これにより、IT管理業務が効率化され、重要なコア業務にリソースを振り分けることができるので、企業全体の生産性向上につながります。
コスト削減
PC保守業務は、情シスやヘルプデスク担当者が担うことが一般的ですが、外部に委託することで、IT管理コストの最適化が可能となり、社内リソースの効率的な活用が期待できます。
定額制サービスを利用すれば、突発的な修理費用やメンテナンスコストを事前に予測しやすくなり、予算計画を立てやすく、コストの安定性も確保できます。また、予期せぬトラブルが起きても急な出費を抑えることも可能です。
中には長期契約の縛りがないサービスもあり、企業のニーズに応じて柔軟にプランを変更できるため、経営リスクを軽減しつつ、効率的なコスト管理ができます。
ヘルプデスク担当の社員を雇用した場合と外部委託した場合の費用の比較について、詳しく知りたい方はこちらの記事をご覧ください。
関連記事:【中小企業向け】社内ヘルプデスクは外注できる?メリット・デメリット/選定ポイントを解説
セキュリティ強化
社内にPC保守の知識やノウハウが不足していると、セキュリティ対策やソフトウェアのアップデートが後回しになり、ウイルス感染やデータ漏洩のリスクが高まることがあります。
しかし、PC保守業務を専門業者にアウトソーシングすれば、最新のセキュリティ対策を実施できるので、それらのリスクを大幅に低減することができます。
加えて、定期的なシステムアップデートやデータバックアップの実施により、企業の情報資産を保護する体制を整えることにつながります。
サービスによっては、ファイアウォールの設定やネットワークセキュリティの強化など、外部からの攻撃に備えた対策も含まれているから、より高度なセキュリティ体制が期待できるよ!
PC保守サービスの種類
PC保守サービスには、「オンサイト保守」「リモート保守」「センドバック保守」など、さまざまな種類があります。
ここからは、それぞれの保守サービスの特徴について詳しく解説していきます。
保守の提供方法
オンサイト保守
オンサイト保守とは、技術者が依頼者のオフィスや施設に直接訪問し、不具合の対応を行う保守サービスです。「訪問保守」とも呼ばれます。
トラブルが発生した際、まず電話やメールで問題の内容を伝えます。それをもとに技術者が必要な道具や部品を準備して現地に向かい、到着後に修理やメンテナンスを行います。
事業者によって対応範囲に違いはあるものの、一般的にオンサイト保守には、ハードウェアの故障対応や復旧作業が含まれ、必要に応じて代替機器の提供も行われます。
特に、リモートサポートでは解決が難しい物理的なトラブルに対応できる点が、オンサイト保守の大きな強みです。技術者が直接現地に赴き、問題を解決することで、業務の中断を最小限に抑えられます。
このような理由から、現場での対応が必要な場合や、ダウンタイムを短縮したい企業にとって、オンサイト保守は非常に効果的です。
リモート保守
リモート保守とは、電話やメール、リモート接続ツールなどを使って遠隔で行う保守サービスのことです。「遠隔保守」や「オフサイト保守」とも呼びます。
技術者が現地に出向く必要がないため、移動にかかる時間やコストを大幅に削減できる点が大きなメリットです。オンサイト保守よりも手軽で安価なことから、多くの企業で採用されています。
センドバック保守
センドバック保守とは、故障した製品や部品をメーカーや業者に送り、修理や交換対応を受ける保守サービスです。
このサービスを利用する場合、依頼者は問題のある機器を指定された場所に送付し、修理が完了すると業者から返送されます。
オンサイト保守のように技術者を派遣する必要がないため、派遣費用が発生せず、コストを抑えられる点が大きなメリットです。特に、軽微なトラブルや緊急性の低い問題に適しており、コストパフォーマンスを重視する企業に好まれています。
それぞれの保守契約のメリット・デメリットを以下にまとめました。
保守タイプ | メリット | デメリット |
---|---|---|
オンサイト保守 | 技術者が現地で直接対応するため、複雑な問題もその場で解決可能。 | リモートやセンドバックに比べてコストが高い。 |
業務中断の時間を最小限に抑えられる。 | 技術者到着までの移動時間がかかる場合がある。 | |
リモート保守 | 即時対応が可能で、トラブル解決までの時間が短い。 | 物理的な修理が必要なトラブルには対応できない。 |
技術者の移動が不要なため、コスト効率が高い。 | ネットワーク環境の問題があるとサポートが制限される場合がある。 | |
センドバック保守 | 派遣費用が発生しないため、低コストで利用可能。 | 修理期間中、機器が手元にないため業務に支障をきたす場合がある。 |
定期的な交換対応が必要な軽微なトラブルに適している。 | 緊急性の高いトラブルには不向き。 |
どの保守が適しているかは、保守対象の機器、トラブル対応の緊急性、予算によって変わってくるよ!それぞれサービスの特徴をよく知って、自社に合ったものを選択しよう!
契約形態
保守サービスには、企業のニーズや予算に応じたさまざまな契約形態があります。
それぞれに特徴があり、適切な保守契約を選ぶことでコストを抑えながら効率的にIT機器を運用できます。以下に代表的な契約形態を解説します。
月額定額保守
月額定額保守とは、月々の定額料金で保守や修理サービスを受けられる契約形態で、トラブルが発生しても追加費用を気にする必要がなく、安定したサポートを受けられるのが特徴です。
突発的な費用を避けたい企業や、予算管理を重視する企業に向いていますが、利用頻度が極端に少ない場合、金額によっては割高に感じる可能性があります。
スポット保守(単発対応)
スポット保守(単発対応保守)は、PCやIT機器のトラブルが発生した際に、必要な時だけ保守や修理を依頼する契約形態です。月額契約や定期保守契約とは異なり、特定の問題が発生した時のみ対応を依頼します。
この保守は、頻繁にトラブルが発生しない企業や、保守コストを最小限に抑えたい企業に適しており、月額費用のような固定コストはかかりません。
ただし、依頼ごとに対応費用が発生するため、突発的なトラブルが頻繁に起こると結果的にコストが高くなる可能性もあります。その場合は、定額保守契約を検討したほうが良いかもしれません。
ちなみに当社のサービス「biz-usクラウド」では定額保守もスポット保守も両方対応できるよ!
まとめ
いかがでしたか?PC保守サービスは、企業が抱えるITトラブルやメンテナンスに関する課題を解決し、業務の効率化や安定した運用をサポートするサービスです。
特に、社内リソースが不足している場合、外部の専門家に依頼することで、迅速かつ的確な対応が可能になります。
また、月額プランに抵抗がある場合でも、スポット保守など企業の状況に応じたプランを選択することで、コストを抑えながら安心して業務を進められます。
biz-usクラウドは、今回ご紹介したような突発的なPCトラブルから、機器の各種設定まで幅広くサポートします。また、リモート保守による迅速な対応や、直接訪問によるサポートなど、状況に応じた対応方法も柔軟にご選択いただけます。
ぜひbiz-usクラウドまでお気軽にお問い合わせください。