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評判悪い?Windows11にアップグレードすべき?メリット/デメリットは?
こんにちは!「biz-us クラウド」編集部です。
当サイトは過去に様々なWindows 11に関する記事をご紹介しています。
実際、Windows 11が登場してから多くの人々がアップグレードを検討しています。
新しいデザイン、機能、そしてパフォーマンスの向上など色々ありますが、実際のところ「どんなスペックが必要なのか?」また「ユーザーの評判はどうなのか?」気になる方も多いのではないでしょうか?
この記事では、Windows 11へのアップグレードを考えている方のために、必要なスペックと実際の評判を徹底的にまとめました!
目次
Windows 11の主な新機能とは?

Windows 11がWindows 10と比べて、どのような新しい機能や変更点があるのかを詳しく紹介します。
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タスクバーの変更

Windows 11では、タスクバーのデザインが大きく変わりました。
特に、タスクバーの時計に「秒」を表示する機能が追加され、より詳細な時間情報を一目で確認することができるようになりました。
更新プログラムの取得

設定アプリの「Windows Update」画面には新しいトグルボタン(ON/OFFボタン)が追加され、セキュリティ以外の更新プログラムを手軽に取得することが可能になりました。
ウィジェットの改良

ウィジェットは、Windows 11の新しい機能の一つで、天気やニュースなどの情報をリアルタイムで表示することができます。
最新の更新では、ウィジェットボードのレイアウトが3列に拡張され、より多くの情報を一度に確認することができるようになりました。
ライブキャプション機能
Windows 11のライブキャプション機能は、動画や音声の内容をリアルタイムで字幕として表示する機能です。
多言語に対応しており、様々なコンテンツをより理解しやすく楽しむことができます。
スナップ機能の強化

Windows 11では、スナップ機能がさらに進化しました。
Alt+Tabキーを使用することで、直近のタブ20個を一度に表示することができるようになりました。
ゲーム機能の強化

ゲーム愛好者には嬉しいニュースとして、画面の書き換え回数を可変にする「可変リフレッシュレート(VRR)」や「自動HDR」への対応が追加されました。
これにより、ゲームの映像体験が向上し、よりリアルなゲームプレイを楽しむことができます。
その他の新機能
Windows 11には、上記の機能以外にも多くの新機能や改善点があります。
例えば、音声アクセス機能の強化、設定アプリにUSB4ハブとデバイス画面の追加、PrtScnキーにSnipping Tool起動を割り当てる機能など、多岐にわたる新機能が追加されています。
既にWindows 11にアップグレードされている方は、ぜひ一度新機能をお試しください。
スペック要件の詳細

Windows 11に必要なスペック要件は下記の通りです。
項目 | 最低スペック | 推奨スペック |
---|---|---|
プロセッサ (CPU) | 1GHz以上、2コア以上の64ビットプロセッサ | 2.5GHz以上、4コア以上の64ビットプロセッサ |
メモリ (RAM) | 4GB以上 | 8GB以上 |
ストレージ | 64GB以上 | 128GB以上のSSD |
システムファームウェア | UEFI、セキュアブート対応 | UEFI、セキュアブート対応、TPM 2.0対応 |
グラフィックスカード | DirectX 12対応、WDDM 2.0ドライバー対応 | DirectX 12対応、WDDM 2.0ドライバー対応、4GB VRAM以上 |
ディスプレイ | 720p以上、9インチ以上、16:9以上のアスペクト比 | 1080p以上、13インチ以上、16:9以上のアスペクト比 |
インターネット接続 | インターネット接続が必要 (初回セットアップ時) | 高速インターネット接続 |
Windows 11のCPUの情報を確認する方法
[設定]アプリを起動し、[システム]-[バージョン情報]画面を開くと、「デバイスの仕様」欄の「プロセッサ」項目でCPU名が確認できます。
動作の懸念点もあり
上記の通り、Windows 11は新しいオペレーティングシステムであり、その必要最低スペックがWindows 10と比べて上がっています。
そのため、必要最低スペックをギリギリで満たしている場合、パフォーマンスの低下につながる場合もあります。
アップグレードを検討する前に、現在のパソコンのスペックをしっかりと確認し、必要な対策を講じることが重要です。
安易なアップグレードは避け、十分な情報収集と検討を行うことでスムーズな移行を実現しましょう。
Windows11のメリット

Windows 11へのアップグレードを行うことで得られる主なメリットや利点を列挙します。
デザインの進化
Windows 11は洗練されたデザインになっており、使いやすさも向上しています。
新しいタスクバー
タスクバーの位置やデザインが変わり、操作が直感的になりました。
ゲーム体験の向上
DirectX 12 Ultimateに対応しており、ゲームのパフォーマンスが向上しています。
ウィジェット機能
天気やニュースなどの情報をすぐにチェックできるウィジェットが追加されたので、さらに便利になりました。
新しいMicrosoft Store
Microsoft Storeが刷新され、より多くのアプリやコンテンツが追加されました。また、サードパーティのアプリも簡単にインストールできるようになりました。
Windows11のデメリット

Windows 11は、Microsoftが2021年10月5日に正式にリリースしたばかりで歴史の浅い最新のOSです。
多くの新機能やデザインの変更が行われ、一部のユーザーからは好評を得ていますが、全てのユーザーがWindows 11を好意的に受け入れているわけではありません。
以下に、Windows 11に関する不評の背景や主な問題点をまとめました。
不具合の発生
新しいOSのため、Windows 11へのアップデート後、一部のユーザーからOSやアプリの動作が安定せず、動作が遅くなる、エラーが発生するなどの報告があります。
もしWindows11のバグに遭遇した場合
当サイトは過去にWindows 11のバグについてまとめ記事をご紹介しておりますので、当てはまるものがあればご覧ください。
関連記事:【VPNの障害発生】Windows 11更新プログラム「KB5026372」の罠
関連記事:【Windows11で障害発生】KB5028256でローマ字変換がバグる不具合【修正方法】
関連記事:【Windows11で障害発生】KB502723でGoogle Chromeが起動しない不具合【修正方法とは】
タスクバーのグループ化
Windows 10ではタスクバーのグループ化を設定変更で解除できましたが、Windows 11では変更ができなくなりました。
これにより、開いているアプリの数を直感的に確認できないという不満が一部のユーザーから上がっています。
右クリックメニューの変更

Windows 10までは右クリックメニュー内の「切り取り/名前の変更/削除」などの項目は文字表記でしたが、Windows 11ではアイコン表記に変更されました。
これにより、どのアイコンがどの機能を指しているのかが分かりづらくなったという声があります。
今回デメリットをあげましたがWindows 10のサポート終了期限は2025年10月14日とされています。
いつかはアップグレードしなければならないというのもありますので、今のうちに慣れていくというのもありかもしれませんね。
システム要件がアップしている
先ほどもご紹介しましたが、Windows 11は一部の古いPCでは動作しない可能性があります。
他にもアップグレードとなるとWindows 11以外にも言えることですが、「互換性の問題」も発生しています。一部のアプリやソフトウェアが正常に動作しないことが報告されています。
学習コスト
元々Windowsユーザーであれば大きな問題はありませんが、新しいデザインや機能に慣れるまでの学習コストが多少必要です。
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Windows 11のユーザーの評判は、ぶっちゃけどう?
Windows 11のリリース以降、ユーザーからはさまざまな評判や評価が寄せられています。
新デザインや使いやすさについて、多くのユーザーが肯定的な評価をしていますが、一部のユーザーからは、互換性の問題やデバイス要件、不具合や安定性の問題などの懸念点も報告されています。
アップグレードを検討する際は、これらの評判やユーザーの声を参考に、自身の使用環境やニーズに合わせて最適な選択をしてください。
Windows 11はどんな人に向いている?

最新のデバイスを使用している人
Windows 11は、特定のシステム要件を必要とします。最新のデバイスやハードウェアを使用しているユーザーは、これらの要件を簡単に満たすことができるため、アップデートを検討する価値があります。
ゲームや高性能アプリケーションを頻繁に使用する人
Windows 11は、ゲームや高性能アプリケーションのパフォーマンスを向上させる機能が多数搭載されています。これらのアプリケーションを頻繁に使用するユーザーは、アップデートにより体験の向上を実感できるでしょう。
最新の機能やデザインを試したい人
新しいデザインや機能に興味があるユーザーは、Windows 11へのアップデートを検討することで、これらの新機能を体験することができます。
セキュリティを重視する人
Windows 11は、セキュリティの強化が図られています。セキュリティを重視するユーザーは、最新のセキュリティ機能を利用するためにアップデートを検討することが推奨されます。
Windows 10のサポート終了を懸念している人
先ほども紹介しましたが、Windows 10のサポートは2025年10月に終了する予定です。サポート終了を懸念しているユーザーは、早めのアップデートを検討することで、長期的なサポートを受けることができます。
Windows 10のサポートが2025年10月に終了する予定となっている背景には、以下のような理由が考えられます。
そもそもなぜ2025年10月に終了?
マイクロソフトは、Windowsやその他の製品について、一定の製品ライフサイクルポリシーを持っています。
このポリシーに基づき、各製品には明確なサポート期間が設定されており、その期間が経過するとサポートが終了します。
Windows 10は2015年にリリースされたため、約10年のサポート期間を経て2025年に終了することが予定されています(もう10年も経過するのですね……!)。
新しい技術の導入
テクノロジーの進化に伴い、新しい機能やセキュリティの強化が求められることが多くなります。
古いOSを無限にサポートし続けることは、技術的な制約やリソースの問題から難しいため、新しいOSへの移行を促進するためにサポートを終了することが一般的です。
Windows7からWindows11へのアップグレード手順
こちらについては下記記事にてまとめておりますので併せてご覧ください。
関連記事:【バグだらけ?】無料でWindows7からWindows11へアップグレードする方法
一方で「自分には合わない」と思った方向けにダウングレードをする方法についてもご紹介しておりますので併せてご覧ください。
Windows11からWindows10へのダウングレード手順
関連記事:【操作画面付き】Windows11からWindows10へダウングレードする方法
Windows11のアップグレードを途中でやめることはできる?
結論からいえば「絶対にやめたほうが良い」です。
どのようなアプリケーションもそうですが、インストールがスタートしてしまうと途中でやめることはできません。
逆に途中でパソコンの電源を強制的に切ったりしてやめてしまうのは「10も11も動かなくなる可能性がある」などトラブルや故障のもとにもなります。
もし仮にアップグレードが始まってしまった場合には、一度アップグレードが完了するまで待ってから、再度元の Windows10に復元する必要があるのでご注意ください。
Windows11へアップグレード時にバグが発生した場合

もし不明点や解決しない場合、中小企業向けに「Windows11アップグレード時のトラブル解決ガイド」にてWindows11のよくあるトラブルと解決方法を操作手順付きでご紹介しておりますのでご覧ください。
まとめ

いかがでしたでしょうか?
本記事では、Windows 11へのアップグレードを考えている方のために、必要なスペックと実際の評判を徹底的にまとめました!
結論として「新しいものが好きな人はアップグレードするもよし」「様子見するもよし」ですが、最終的にはWindows 10がサポート終了するのもあって、いつかはほぼ強制的に使わなければならない未来が待っています。
もしアップグレードやダウングレードなどで不具合が発生した場合は、当社のヘルプデスク代行サービス「biz-us クラウド」のサポートスタッフがリモート操作で対応しますので、お気軽にご相談ください!
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